京都市青少年科学センターの新展示「化石トンネル」に、京学ラボの地図が活用されました。

京都市の理科教育の拠点として、市内の小学生は授業でも訪れる京都市青少年科学センター(京都市伏見区)。開設から51年目を迎える今年の春に、新展示コーナーがオープンしました。

このたび新設された「化石トンネル」は、40億年前にはじまる地球上の生命の歴史を化石とともに紹介する展示で、従来からあった恐竜化石展示のそばに開設されました。このコーナーの一角に設置された京都市内で化石を見られる場所を記すパネルに、京学ラボ制作の地図が採用されています。

「化石トンネル」では、実物の化石やパネル説明をとおして、古代から現在まで生き物がどのような歴史をたどってきたかを学べるように、分かりやすく紹介しています。

単に見学するだけでなく、化石を手に取って感触を確かめられる展示やクイズ形式の展示もあり、楽しみながら古生物について学びを深めることができます。何億年も前の生命の痕跡に触れることで、生命の起源の神秘を感じるのではないでしょうか。

化石と並べて同種の現代の生き物標本を見せる展示もあり、その特徴の共通点や異なる点を比べながら見学できるのも、理解が深まる工夫の一つです。

京学ラボの地図が活用されたコーナーでは、「京都の街中で化石発見」と題して、京都市内で化石に出会えるスポットを地図上に表し、紹介しています。ホテルのロビーやミュージアムなど、気軽に立ち寄れるところばかりがピックアップされています。

化石が物語る生命のロマン。「化石トンネル」は、その魅力に触れられる展示です。

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