現代の京都地図と、平安京の大内裏(平安宮)および大路を重ね合わせた複層地図です 。

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京都のまちは、平安京の条坊制による区画をベースに、16世紀末に豊臣秀吉が行った「天正の地割り(てんしょうのじわり)」と呼ばれる都市改造政策により、町の区画の大半が正方形状から短冊形に改められました。そして、このときに整備された街路が、現在に続く通りとなっています。

この地図では、現代の街のどのあたりに平安京が形成されていたかが分かるように、平安京の大路と大内裏を半透明の赤色(ピンク色)で表記。 A3判あるいはそれより大きいサイズでプリントアウトしていただくと、文字も小さくなりすぎず、見やすくお使いいただけます。

平安京のメインストリートである朱雀大路が、現在の千本通にあたる位置を通っていたこと、大内裏と現在の京都御所の位置が異なることなど、平安京の規模や位置関係を現代の京都と対比してイメージしながら学ぶための資料として活用いただけます 。

モノクロバージョンもあります。